|
|
|
振り子の現実
|
作詞 じん助 |
|
何もかもすべてに希望を持てないでいる
今この時に混迷する状況の中 抜け出せずに
目の前で揺れている振り子のように
現実は移ろって実体はつかめない
未来はいつの日も 手の届かない先にある
蜃気楼のごとく 辿り着く時には もう姿も形もない
食い止める手もなく無力に苛まれてる
先回りして待ち受ける仕組みの中 絡めとられ
感覚を奪われた虜のように
幻影に囚われて身動きもとれない
時代はどこまでも 行き過ぎることを知らず
鉄面皮のごとく 相手を選ばず誰にも 情けも容赦もない
深く嵌まり込んだ穴の底で
這い上がろうと もがいてみても
無情にも出口はすでに遮られ
目の前で揺れている振り子のように
現実は繋がれて むなしく繰り返す
未来はいつの日も 手の届かない先にある
蜃気楼のごとく 辿り着く頃には もう姿も形もない
そこには流れる影だけを残しながら
かすめて通り過ぎ消えてく そして また 目の前で・・・
|
|
|