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Versus Myself
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作詞 橙 ヨシヒコ |
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もうひとりの自分が 囃したてる
おまえ、あの娘が好きなんだろ?と
ちがう、ちがうよ、と頭を振った
ここで認めちゃ まだ いけない
ホントは 僕だって気づいている
好きになってしまっている、って
それと同時に 僕は悟っている
どうせ叶いやしない、ってこと
フラれて 終わりさ
あきらめが 肝心なんだ
僕は 身の程を わきまえている
それでいいんだ、と思っているから
これいじょう 好きにさせないで
朝、僕を見つけた君が
おはよう、って言ってくれた
うしろを振り向いても 誰もいないから
これは 僕にかけてくれた言葉
例の あいつは きっと ニヤニヤしている
どうやって からかってやろうか、と
そんなイヤな予感に かられながらも
おはよう、って 君に返した
悪いところを見られた
僕に よく似ているヤツが
小悪魔のような 角と尻尾を生やして
コンプレックスの槍で つついてくるんだ
うっとうしいったら ありゃしない
高くて買えない高価な物も
欲しい、と 思うだけなら タダなわけで
どうせ届かぬ高嶺の花も
思いを馳せるくらいなら いいかな
度重なる君の笑顔にやられて
言葉を交わすごとに華やぐ心
ここにきて 心境の変化だ
いくら叶わないと知っていても
認めざるおえない気持ち
もうひとりの自分が 囃したてる
おまえ、あの娘が好きなんだろ?と
ああ、そうだよ、観念するよ
僕は あの娘を好きになった
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