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喪失感
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作詞 橙 ヨシヒコ |
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喪失感
朝が来て 目が醒めても まだ死んでる人に
やっぱり夢じゃないんだ、と思い知らされた
自分でも驚きだよ ここまでのダメージ
会ったこともない人への かつてない喪失感
家の前に なぜかいて サインをもらおう、と
ちょうどいい色紙的なやつを探してるあいだに
目が醒めて 夢だったのか、と がっかりした
昔のことを思い出してる
朝っぱらから 胸焼けがして 胃の調子も悪い
はかりしれないダメージだ あらためて感じた
ほかのニュースなんて 悪いけど どうでもいいんだ
だけど余計にヘコむから 観たくないとも思う
子供のころ テレビの前で 笑い転げた
オチはわかっているんだけど ワクワクしてた
爆弾が爆発しても 死ななかったのに
死んでしまっただなんて
今日が非番で 本当によかった
どうせ、なんにも手につかないから
もしも今夜、夢を観て 家の前に なぜかいて
それでも きっと、僕は色紙を探す
いつ治まるかもわからない 喪失感に
僕は さいなまれる
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