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ピノキオ
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作詞 Osuka |
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清廉な人なんていない
皆どこかで無理してる
反動はどこにくるかな
君の涙だったりするのかな
君を失わぬために
今日も僕は
嘘で誠実を塗り固める
赤い赤い僕の嘘に
気付いた妖精達が
また僕に魔法をかける
高く高く伸びた鼻
天まで突き抜け
僕の胸に雨を落とす
返礼は手短にしてよ
また胸が痛むんだ
本命はどこにあるだろう
誰か教えてくれないだろうか
君は気付かないかな
明日も僕は
言葉を巧みに使い探る
淡い淡い僕の夢を
見付けた悪魔達が
僕の罰にそれを選ぶ
遠く遠く離れた君
手遅れを見せ付け
静かに罪状を読み出す
真実の中の一部を
切り出してそれが
全てだと言い張り笑う
そんな浅はかが
通じるなんて
思っちゃいなかったのに
高く高く積み上げた
中身の無い城の上で
逃げ場も無く胡座をかく
赤い赤い僕の嘘に
傷付いた君の瞳が
寂しい涙を落とす
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