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「誰もが皆、青天の霹靂を抱えながら生きている」
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作詞 かのこ |
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誰かのため息で目が覚めた
秋が口づけする頃
五発の弾丸で撃ち抜かれた
口紅はまだ3センチだよ?
季節外れの晒し者
ひとつの命で
歩む道中
零れ落ちるRED
出会った時にも頬は色付いた
永遠なんて見たことなく
知ったこっちゃないけれど
「ずっと」って、やつだと思ってた
2weekコンタクトの最終日
乾燥したフィルターが張り付いた景色じゃ
ねぇ、
ふたつの命で歩こうよ
散りゆく紅葉もきっと、
なんて、妄想に励んでしまいます
失くしたものを色濃く追いかけるわたしの
口紅はまだ3センチ
「さようなら」の一言で
クリスマスの赤にはもうただの晒し者
リップはもう1センチ
口づけがあれば
頬もあの季節のように色づくのに
コンタクトはもう渇いてるのに
潤ってしまうのは
零れ落ちる青天色のせいです
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