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涙月
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作詞 たぬき |
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日が沈む夕暮れの町
思い沈む人の群れを
逆方向にただ進んで
遠回りしてみる
"俺はヒーローになれなかったよ"と
君に呟けないことを蔑ろに
後ろを振り向くその姿が
少し震えていたんだ
何もたどり着けないゴールばかりを追い求めても
先が見えなければどんなに屈辱的か
君にはわからないだろう あの月がそう見ても
ほんの1mmも心は動かされやしないだろう
俺の言葉で君に伝える勇気があったなら
振り回されずに済んでいたのかな
あの日を思い出すと心が苦しむんだ
尖った針が心臓を突き刺すように 体が悲鳴を上げるんだ
最高のフィナーレまでは 時間は追いついてくれない
どんなにしがみついても 壊れ、砕け散るんだ
月が波で掻き消されるように
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