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雨と傘
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作詞 たぬき |
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雨の日に傘をさして
薄暗い夜の通りを歩く
チラッと映る夕焼けが
薄曇に隠れ消えかかってるように見える
水溜りに足を運び
波の鼓動に一瞬立ち止まって
しゃがんで見つめる自分の顔と
手に持つ一本の傘とどんよりとした灰色の空を
雷が鳴り響いても
驚きなんてしない
ただ反応するのは心の奥の隙間だけ
それは残酷でとても治せない悩みの機械
螺子を回しても動いてくれない壊された心のパーツ
初めから期待してた今日の青空を
また見れずに落ち込んでいるそんな時に
大切にとっておきたい僕は君だけの心の中の傘
予報が外れたって的外れになったって
濡れないように歩きだそう傘を一つ手に
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