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宇宙階段
作詞 野中くろ
刻(とき)廻(めぐ)れば
桃色貝の思い出も舌先もプラリネも
光の渦が
すべて飲み込むの

だから今だけは悪い魔法のままでいい
星空に描(か)いた螺旋階段昇りつめて
あなたはさらってしまってもいい

私の手を取って眠りへと逆らう
あなたは罪びと
摂理なんか語らないで
あなたの歴史に惹かれてるわけじゃない

言葉少なに熱を重ねて
老いの徴(しるし)と
あどけなさの残滓で
アポトーシスの世界によく研いだ刃を当てる
赤いドレスは大人びすぎて
私が消えてしまいそうだけど
旅立ちには相応しかった

螺旋階段の上
二人の影が翻る
さよなら地球
私たちとお前は互いに手を焼いていた
その青さに息を殺すことはもうないの
ああ
雨のような落下で時が降り積もる
さよなら地球
さよなら地球

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 宇宙階段
公開日 2019/09/19
ジャンル ポップス
カテゴリ 恋愛
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