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素顔の恋
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作詞 yayumei |
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あの日のことをよく覚えている
雨に滲んだ駅の灯り
視線があなたに止まった瞬間
風にあおられた赤い傘が空を舞った
必死に追いかけていくあなた
なぜか周りの景色が鮮明になって行く
この時あなたと最後の恋におちた
自分の話はためらってしまう
あなたの事はたくさん聞けるのに
目をそらすわたしを
心地いい声で包んでくれた
ずっと素顔を見せない恋を
繰り返してきた
あなたを見つけるまでは
あの日みた星空をよく覚えている
澄んだ空気に広がる
あなたの香りが眠りを誘う
閉じた瞳にあなたはそっとキスをした
初めて触れた温もりに
微かに呟いた素直な言葉
「流れ星を見つけたら抱きしめて‥」
あなたの柔らかな温もりと
穏やかに流れる時間が
ゆっくりと満たしてくれた
半分だったわたしの心を
ずっと素顔を見せない恋を
繰り返してきた
あたなに辿り着くまでは
ふいに抱きしめられて空を仰げば
降り注ぐ幾つもの流れ星
あなたは聞き逃さないでいてくれた
あのときの微かな呟きを
ずっと素顔を見せない恋を
繰り返してきた
きっとあなたに出逢う日のために
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