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好きだった空の色
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作詞 yayumei |
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僕は真っ白でいたかったんだ
誰にも染められない真っ白で
だけど無邪気に君は
絵の具を塗ってくる
僕に気持ちをぶつけてくる
酔いしれて言えば許されない恋心
気持ちを受けとれない切なさと
君の絵の具を流そうと
雨が降るたび傘を忘れたふりをする
だけどいつからか流されず
僕の心は少しずつ染まっていく
仕方がないから
ぼんやり空を眺めていた
いつもと違う空の青さが
澄みきった君の瞳と重なる
戻りたいのに戻れない
あの雲の白さに僕は初めて嫉妬した
2度目の冬の空気が馴染む頃
減っていく絵の具に安堵しながら
増えていく君への気持ちが不安に変わる
矛盾をごまかせないでいる僕は
ホッとしながら泣きたくなった
新しい絵の具を見つけた君の
横顔を見つめながら
僕は素直な気持ちを探していた
あの日眺めていた空は
僕が知っている青より青かったんだ
君と重ねたあの澄みきった青空を
見つめていたかった
本当はいつまでも
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