|
|
|
錦江湾
|
作詞 娃紀羅 |
|
一番) 浦と表の 錦江湾に
煙りあげる 桜島
誰が呼ぶのか 白波を
困り顔した 釣り船よ
せめて凪ぎ呼ぶ 神様は
ああ 運に見放され 近場釣り
されど 石鯛 顔をみる
二番) 浦と表の 錦江湾に
湯けむり上げる 山川の
だれが呼ぶのか 妻の名を
困り顔した 女将さん
せめて 篤姫 薩摩館の
ああ 指宿湯けむり 砂の上
潮ひけば つながる 知林ヶ島
三番) 浦と表の 錦江湾の
遠くに霞む 霧島よ
泣くな大声あげて 煙りはく
怒り鎮めよ おだやかに
せめて魅せろよ 前の顔
ああ 今は近寄れぬ 日々ばかり
龍馬とお竜 泣いている
|
|
|