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淡雪
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作詞 Chio |
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別に好きじゃない
だけど付き合えなくはない
面倒になったら 別れればいい
君の存在も
その程度だったけど
気が付いたら ふと
思い出してる
優しい人で
笑ってる人で
かわいい人で
積もることなく宙を舞う淡い雪は
触れた瞬間には 消えていて
手のひらの上に残る 冷たい滴が
まるで涙のようで 寂しい冬だ
何故 僕みたいな
どうしようもないヤツを
好きになったりしたんだろう
僕の優しさや
思いやりが計算だと
気付いても まだ
頑張っていた
最後の最後まで
僕を悪者にしなかった君
積もることなく宙を舞う淡い雪が
吹雪いても瞳を遮るだけ
降り止んだ時には 景色はもう元通りで
何も変わらないんだな 虚しい冬だ
君の買い物に付き合ったり
食事の全額払ってみたり
彼氏(それ)っぽいから
時々やっていただけなのに
いちいち嬉しそうな顔する君を
僕は抱きしめもせず…
優しい人で
笑ってる人で
かわいい人で
積もることなく宙を舞う淡い雪は
触れた瞬間には 消えていて
好きだと気付くのが遅すぎただなんて
言えない 言う資格もない
積もることなく宙を舞う淡い雪が
吹雪いても瞳を遮るだけ
どんなに思い出しても
やり直したくなっても
時間はもう戻らない 悲しい冬だ
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