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聲
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作詞 iris |
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金色の刺青をなぞって
一時の快楽を貪る
微かな痛みと訪れる指先に伝う鉄
首筋に、やさしい、紅蓮が咲く
繰り返した懺悔も
救われない嘘吐きも
舌を畳む迷路の奥の野獣さえ
何も、こわくは、ないのよ?
厳か唇孕んだ愛情
結んで切って結んで千切って 嗚呼
華やか唇歪んだ恋情
麗し甘美な刺青は貴方の聲
叫び狂う用意は
どこか遠くに捨ててしまったわ
わたしは、きっと血塗れな死に方をするんだろう、なんてね
艶やか狂おし狭間の熱は
冷めて火照って醒めて溢れ出す 嗚呼
ゆるやか零れる妖美の劣情
美し揺らめく快楽は貴方の聲
定めの時はもうすぐに終幕
深くやさしく浅く愛を 嗚呼
煌びやか慟哭の孤独な感情
恨めし嘲笑う快楽は貴方の聲
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