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埋め尽くされた世界の葬送
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作詞 iris |
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冷たく細い指から伝った 緋色は
もう一度だけなんて望んだ 私の罪の証
ボロボロに蕩け出した 儚い音たち
二人の生きる証明なんて 幾らでもできたのに
遠い遠い檻の中 叫ぶ声は衝動に任せているのだろう
薄れてく意識は 鬼の本当を曝して
ああ なんでなんて もうとうに忘れたわ!
泣き叫ぶほどなら 諦めなさい
爪を剥がれても 笑い続けられるのかしら?
今は亡き貴女よ 嘲笑えよ
私はもうこんなに ヒトじゃないから
どうしてもって言うなら
願いごとを教えて?
あなたを生かすことは
もう手遅れだって知ってるわ
それでも 望むのなら
「ごめんね」
泣き叫ぶほどなら 貫いてみろ
爪を剥がれても 逆らってみなさいな
今は亡き貴女よ 貴女の勝ち
私はもうこんなに こんなに 鬼と化して
泣き叫ぶほどなら 諦めなさい
爪を剥がれても 笑い続けられる?
今は亡きあなたよ もう遅いわ
私はもうこんなにも 血に塗れた、の
まだ人間(ひと)だって呼んでくれるなら
少しだけのしあわせをあなたに(貴女に) 願うわ
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