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あたたかな地獄
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作詞 iris |
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るんたった るんたった
廻る巡る 鼓動を歌う
少女の目に 涙が伝う
いつか夢見た想いを
君に差し伸べた腕を
るんたった るんたった
るんたった るんたった
冷たい腕の中で 震えることしかできず
刻まれる傷には 恐怖しか覚えないわ
でもね 苦しい闇は
光を映すことも知って
相反する夢の中で 永遠の眠り誘った
るんたった るんたった
廻る巡る 命を叫ぶ
少年の目に 怒りが燈る
徘徊る夢の後先を
亡骸に差し出す手を
るんたった るんたった
るんたった るんたった
細い髪 千切られひらひらに
細い腕 折れてぶらぶらに
いつか見たきみの笑顔を 遠く忘れるほどに
でもね ぼくは抱き締める
傷ついて血に塗れて
それでも変わらないのは 華奢なこの身体だけ
るんたった るんたった
廻る巡る 全てのこころ
そしてゆらり 少年はぐさり
喉元へ 少女の腕を
その顔には 密やかな笑みを
廻る巡る ふたりの命
そっと ごとり ワルツを踊る
もう一度笑い合えると そうとだけ信じて
るんたった るんたった るんたった るんたった
廻る 巡る 輪廻の果てで
やさしい笑顔 求めています
欲望の先の地獄は
少しも楽じゃないけれど
廻る 巡る 少女と少年は
あたたかな心 宿しています
遠かったけど 見つけた未来
少しずつ 少しずつ―――、
るんたった るんたった るんたった るんたった、
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