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nocturne
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作詞 と或る |
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永遠未満の退屈を蹴飛ばして
会いにいきたい
殺風景な潮時
ハロー
ひび割れそうな虹色の心
盲いている
ストーリーテラー
未曾有の懺悔
越えてみせて、と
声が聴こえる
理由などない
ありふれた淡い想いが
秩序の外で生まれただけのことだよ
嗚呼
虚無を浄化する
メタンプシコーズは何処(いずこ)や
朧世に今日も孤独が浮遊を続ける
「まるで亡霊みたいだね」
芝居じみた宵の口
噤んで
忘れたいことだけ忘れられたなら
またしても
溢(こぼ)れる
碌でもない人生
群青に翳るカウントダウン
ほんとうの僕は仮初の幸福を読む
嗚呼
完膚なきまでに
ノンフィクションを平らげて
泣きべそかいたあの子を迎えに行こう
傷跡ひとつも隠さないで
醒めない夜を歩く
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