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モノクロ
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作詞 と或る |
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窓に映る空の影
星は寄る辺のように
もとには戻ることできない
光を抱く
音のないフィルムの中
僕らは触れ合うたびに
失くした声を探しながら
手を重ねる
千の嘘
ひとつだけの真実
いつまでも待っているから
そっと教えて
時間よ止まれ、と
その手を握りしめたなら
瞳とじて
夢は夢のまま
ほら
そして夜は朝となる
ひとり、掌はもう
海に還る貝殻のように
別れるだけ
温もりが
切なさになったとき
忘れかけていた約束を
涙が伝える
久遠の楽園
縁の糸も月の灯も
揺れ動いては
あなたへと続いて……
時間よ止まれ、と
その手を握りしめながら
瞳とじて
夢は夢のまま
ずっと
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