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ほどけた蝶々
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作詞 と或る |
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泣いたら眼が溶けちゃったなんにも見えなくなっただけど不思議と受け入れていた
半端な芽は摘んじゃったいつの間にかどうやら大切な花も抜いていたようだ
透明人間になってもいないのにね、得た自由と孤独
悲しい時に限って出てくるポエティックな自我
閑散とした1LDKに燻(くゆ)ったタバコの吸い殻
想い出味の苦さにはまだ慣れないんだよ
咳き込んだせいにして
泣いたら眼が溶けちゃったなんにも見えなくなっただけど不思議と受け入れていた
半端な芽は摘んじゃったいつの間にかどうやら君に贈る筈の花も抜いていた
リボンの蝶々がほどけて消えた
もう1回結び直して 結び直して
もう1回、結び直して
もう1回結び直して 現れておくれ
来年の今頃には笑顔で茶化して美化して未来のリニューアル
デッドライン踏み越えない内に第1象限に戻らなきゃ
炭酸はじけたみたいな初めての気持ち
泡沫(うたかた)調に奏でては余韻が嫋嫋(じょうじょう)涙腺壊す恋のうた
は止めて夜更けの向こうにいる君に伝えたいうた
ダーリンねぇダーリンあなたもおんなじ涙浮かべてくれてたらいいな
今更だけどどうか受け取ってほしいんだ罪滅ぼしにもならないこの花束を
会いたい
所在なさげなリボンを結び直したい
ふたりで一緒に結び直したい
抱き締めあいたい
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