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音叉
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作詞 と或る |
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ないものねだる街灯の下、ひとり
風来坊の棘が取れない
人恋しがる影と宙ぶらりん
見飽きた時計
会いたい 会いたい
手帳のカレンダーを破って紙飛行機
いたいのいたいのとんでゆけ
置いてけ堀を蹴って歩き出した
振り向いても
会いたい 会えない
たぶんこんなんじゃ駄目だって
随分前から知ってた
諦められないままに
ひらいたりとじた春
風は秋
会いたい 会いたい
こころで音叉のように
共鳴を待つ時間
どこかで期待してるよな
手のひらの中の鍵
たぶんこんなんじゃ駄目だって
随分前から知ってた
諦められないままに
ひらいたりとじた春
巡ってよ
ないものねだる水光園通り
風来坊の棘は取れない
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