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smoke
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作詞 と或る |
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舵を切る海路(かいろ)
消えかかるランタンの火
しどけない闇の気配
目を閉じて
ホルマリン漬けの面影
喉仏に巣食う紫煙
戯(そば)えた気流がさざめく潮騒のなか
らるらら
歩廊を辿るようなストリア
歌舞いた命はこれきり
色褪せていく今を彩る
出口は皆無
後ろ髪ひくモンド
焦燥募らすメトロノーム
投げられた賽はあわれ
指をすりぬけ
波へ
遥々看取ったエデン
淋しそうに縋る残り香
汚(よご)れた過去ごと忘れてしまえるのなら
らるらら
炎を纏うかつてのグロリア
草臥れた命のあらまし
仮令(たとえ)明日この身が滅んでも絶えぬ
罪と罰
発光するメメント - モリ
記憶を遠ざかる回想列車
らるらら
炎を纏うかつてのグロリア
歌舞いた命はこれきり
色褪せた今を彩るしかなかった
らるらら
歩廊を辿るようなストリア
草臥れた命よ
目の前は未だ霧海
それでも 舵を切り 進み続ける
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