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Rain man
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作詞 と或る |
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雨の日は傘を携えて
道案内を頼むよ レインマン
行きたい処など地図には載ってなくて
曖昧な命令ほど人を困らせるという事は判っているのだけれど
同時に僕はそれでも微笑んでくれる君に満足してしまう
悪い旅の中で
僕らは互いの空白を埋める為のパズルピースになるのさ
透明なエゴの礫を避けて
ぎゅっと体を寄せあって
レインマン
太陽が顔を覗かせるまで
ふたりだけのひとときを レインマン
思惑通りのニュースの速報よりも
でたらめな喜怒哀楽の衝撃に踊らされる画の方が人は好きなようだ
時々僕らも人波の中立ち尽くしたり転けそうになったり
途方に暮れて
偶然か運命か、そんな日に限って君はただ傍に来て
同じ方角に歩を進めてくれる
胸の奥に灯が見える
レインマン
脅迫にも似た神様への祈りをやめないで
世界はガイアの詩(うた)を捧げる
ひどく忙しい言葉の海に息をとめないで
藻掻くアリアと照らすサーチライト
貴方の影を踏んで
昔を笑える日に会いに行こう
そのときまで
道案内を頼むよ レインマン
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