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飲んだくれの応援歌
作詞 エノウ
重い身体に自然と目線も下がり
街の寒さが妙に染みる
近所のスーパー特売で
買い漁る毎日

家に帰れば俺1人
ただいまという言葉もない
若い頃の情熱は色あせて
今を生きるばかり

酒よ
お前がいるからやれるんだ
酒よ
お前と共に生きる今
なんだかんだ言っても幸せさ
今日もお前は寝かしてくれる


スナックのママに決まって愚痴る
ママはそんな俺を笑い飛ばす
私に比べれば若いよと
でもそんな言葉が痛いんだ

青春なんてものはもう忘れた
話す相手など同僚くらい
毎日が同じに感じる世界で
今はそれが全てさ

俺よ
きっと変わると思うだろ
俺よ
同じことを5年経っても言ってるぞ
変わったのは心なのかもしれない
そう感じた40の冬

今思い起こせば
チャンスは何度もあったよな
俺は臆病で踏み出せない
そんな自分が嫌で
好きで

酒よ
俺を許してくれるかい
酒よ
俺は立派なのかい
お前はいつも聞いてくれる
返事はないけどな
それがありがたく寂しいのさ

俺よ
夢を諦めるなよ
俺よ
自分を責めるんじゃない
お前を見てきた人はいるんだ
だからお前は貫け
たまには語ってもいいだろう
酒よ 俺よ
ありがとう
酒よ 俺よ
今を生きろ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 飲んだくれの応援歌
公開日 2020/01/06
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 応援歌
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