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悪魔の告白
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作詞 yuu16tc |
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伝えなければ届かない
希望的観測を抱いても
自分を慰めているだけ
届かないと分かっていても
届けなきゃいけない時がある
それがどんな形に変わっていき
どんな結末を迎えようとも
悪魔の顔を隠しながら
はじゃぐように君は笑う
そこには嘘しかないと
私だけが知っていた
皆もいつものように笑顔を作り
散りばめられたもう1つの嘘に
気付く事はない
真っ白なキャンパスに
黒い絵の具を垂らすように
焦燥は感染していった
その様子を見ながら
素知らぬ顔で
私も狂気に身を委ねる
勝負の火蓋が切って落とされた
君だけは表情を変えない
ああ やっぱり欲しかったのは君
騒めき立つ人々を横目に
君と私の目線は交差する
どちらもお互いを欺き
自分が勝つと信じて疑わない
どれだけ知恵を蓄えても
きっと情熱には敵わない
それがどんなに汚れたものだったとしても
正義と正義は悪を産み
悪と悪は正義へと変わる
矛盾したこの世界の中で
何が正解かは分からない
それでもどちらも譲る気なんてない
それだけが真実
周りの人はいずれ
一体何が正しくて何が間違いなのか
それすらも忘れていく
こんなに鮮やかで満たされている時間は
私と君だけの幸せのゲーム
私と君は変わらない
混沌に濁った中で
弾け飛んだ正義の姿を見た
それを見て美しいと感じ
私の情緒は育まれていく
君の姿は崩れ落ちていき
私の心は洗われていく
いつものように君の声が聞こえた
なーんてねって無邪気な声が
何処からか 聴こえてきた
それを聞いて私は君に言った
なーんてねって
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