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雪の足跡
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作詞 yuu16tc |
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窓の外に降りしきる雪
冷たいガラスに手を当てて
氷の先に視線を落とす
真白の道に足跡が2つ
いずれ消えて無くなるのだろうか
あの日の僕と同じように
初めて会った時
君は震えていたね
思わず声をかけたら
君は華奢な身体を震わせて
僕のことを睨みつけた
あの日の君の顔を
僕は忘れないんだ
運命の歯車が
確かに動き出した気がした
この恋しか僕にはない
君の中にも同じ想いがらあるのなら
何度でも君を包み込むよ
遠くで見守りながら
近くで抱きしめながら
止まった時が動き出したように
僕は君のことを追いかけた
僕の先を歩く君
手を伸ばしても届かない君に
儚げに映る影
凍った過去を背負い
太陽のように笑う君に
情熱が届くよう
僕はその身を投げ出した
溶けていく氷が液体に形を変えた時
君は僕の腕の中で涙を零した
日に日に美しく形を変える君
パズルのピースがハマっていくように
君が君を取り戻していく
そんな君とは反対に
あと一欠片が足りないように
空いた穴を埋めようとする僕
この気持ちが何処からくるのか
分からない
この恋しか僕にはない
君の中にも同じ想いがあるのなら
何度でも君を包み込むよ
暖かい日差しのように
夜空で見守る星のように
君が見る景色とは反対に
モノトーンに変わりゆく世界
最後に君は笑った
ごめんねって
涙をこらえながら僕は言った
ありがとうやろって
この恋しか僕にはない
君の中にも同じ想いがあるのなら
何度でも君を包み込むよ
遠くで見守りながら
近くで抱きしめながら
2年の月日が流れて
街には変わらずに雪が降り積もる
確かな冷たさを肩に感じながら
いずれ消えてくれるのかな
君と過ごしたあの日々と
雪に刻んだ1つの足跡のように
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