|
|
|
くもりのち涙
|
作詞 巳 |
|
誰かのためにいきられるほど
出来た人にはなれなくてさ
朝から頭痛で目が覚める
アルバムの隅に書かれた文字に
懐かしむ暇もなく
ベルが鳴る
どこで歩み間違ったのか
どこで踏み外したのか
考える夜は
体が震えてさ
掻きむしって血が出ても
いつかは止まるよな
甘いコーヒーにでも
溶かして 飲み込んで
誰かの幸せを願えるほど
出来た人にはなれなくてさ
届けられた絵葉書が滲む
いつの日か流れていたあの曲に
思い出を重ねて
夜にふける
どこまで歩いてきたのか
これから何をすればいい
考える夜は
視界がぼやけてさ
涙を拭って腫れた目が
いつかは元に戻るなら
今は泣かせてくれ
ずっと いつまでも
眠れぬ夜に
痛む心臓に
腫れたままの目が
優しく照らす
掻きむしって血が出ても
今度は止まるよな
苦いコーヒーにでも
溶かして 溶け込んで
|
|
|