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ブレイクレイン
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作詞 Y.D. |
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ずっと小さな画面に囚われて 行き交う人々は
雲の間 恥ずかしげに顔を出した太陽に気づかないままだった
僕はそんな世界に少し笑ったりして 泣きじゃくったりして
少し、でも確かに歩き始めていた
窓から空を見上げていた 今日はかれこれ九回目
変わらず空は灰色に染まったまま涙で僕らの心を汚す
雨は今日も止まないけど 一週間したら止むとかなんとか
正直、今止まない雨なら いつ止んだって同じ事だな
なんでか僕はあの子を電話で呼び出して
腹の底で湿気て嫌な臭いのする感傷を
止まらない頭痛と一緒に投げ捨てた
もうこれで全部終わればいいと
スニーカーに染み込む雨水も構わず 汗で濡れた顔ぶら下げて
ただ走り続ける僕を 人はただ後ろ指指すだけ
でも僕が歩き続けて 積み上げてきた青痣に
救いを与えるかのように 太陽はそこで微笑んだのさ
僕はそんな世界に少し笑ったりして 泣きじゃくったりして
少し、でも確かに歩き始めていた
止まない雨はないのなら
何度も別れを告げられたけど
諦めきれないような人も
地球のどこにもいないのかな?
それなら僕は異星人だな
だってここにいるんだから
諦めきれないような人が
ここにいるんだから
スニーカーに染み込む雨水も構わず 涙で濡れた顔ぶら下げて
ただ走り続ける僕を 人はただ後ろ指指すだけ
でも僕が歩き続けて 積み上げてきた青痣に
救いを与えるかのように 太陽はそこで微笑んだのさ
僕はそんな世界に少し笑ったりして 泣きじゃくったりして
少し、でも確かに歩き始めていた
歩みを止めた そこにあるのは
雲の上で広がる青空だった
そこであなたは待っていたのさ
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