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夜に咲いた花
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作詞 七星北斗 |
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この花は
美しくない
夜に咲いた花
主張し続けるが
分かり合えなかった
暖かい
草原で
走り回る
夢を見た
何も
映えぬ
アスファルト
夜は
寒い
冷やかな
風が強くても
飛ばされぬ
愛すべき
木枯らしよ
咲くことを
焦がれた
恋心
一瞬の
花火だろ
この花は
美しくない
夜に咲いた花
散りゆく
この美しさ
一輪の花
暖かい
陽射しに
包まれる
夢を見た
誰も
見向き
などしない
孤独
感傷
寂しいな
雨に濡れても
へこたれぬ
愛すべき
自然の恵み
咲くことを
忘れた
寝坊助さ
一瞬の
輝きを
たとえ散りゆく
定めでも
夜に咲いた花
美しくありたかった
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