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六道輪廻
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| 作詞 あかさてな |
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六道輪廻
仏教に於いては
全ての命ある者は
六道と呼ばれる世界を
輪廻転生し続けている
先ずは天界極楽
此処に於いては皆全て
神仏と共に在り
か弱き者達の祈りを
聞き届けねば為らず
次は人界
迷いと苦痛に満ち足る世界
思い通りに成らぬ生を
行き続けねば為らず
次は畜生界
動物や鳥、魚や虫等に生れ
其の短い一生を本能の赴く儘
行き続けねば為らず
然し近頃は動物愛護の精神から
人に飼われ可愛がられる事も在り
満更では無いのかも
次は修羅界
何時果てるとも知れず
戦いに明け暮れる世界
畜生界と餓鬼界の狭間に置かれた
屈辱に満ちた世界
次は餓鬼界
其の貪欲さ故に常に
満足と言うものを知らない世界
最後は地獄界
八熱地獄と八寒地獄とが在り
其の者の罪に応じて
どの地獄に墜ちるのかが定まり
永遠ともとれる間
責め苦を受け続ける世界
さてもはても此の六道より
抜け出したければ
解脱の道に至り
輪廻転生の環から抜け出す以外に他は無し
いやはや何とも如何(いかん)ともし難き事かな
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