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本と僕と
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作詞 あかさてな |
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幼い頃から本を読むのが大好きで
本を読みながら何時も空想の世界に
イマジネーションと言う名の船に乗って
何処までも果てしなく広がる
空想の世界へと現実逃避
何故なら現実の世界は残酷なまでに
厳しく酷く苛烈で容赦なく
幼く無力な自分に嵐となって襲い掛かり
僕の身体も心さえもズタズタに引き裂いて
僕の身体と心を血塗れにして
素知らぬ顔をして去って行くから
そんな現実を忘れさせて呉れたのが
本だけ
だから僕は貪る様に本を読み耽って居た
でも今は真面に本を読む事さえ出来なくなって仕舞った
あんなに大好きだった本は今では
部屋を飾るただのオブジェと化している
もう僕は本を読む事は無いのだろうか
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