|
|
|
巣立ち
|
作詞 あかさてな |
|
まだ飛べないでいる鳥がいた
上手く飛べないでいる一羽の鳥がいた
もう体は親鳥と同じ位大きく
翼も立派に成長しているが
其れでもまだ親鳥の様には
上手く飛べずに只管翼を羽ばたかせ
一生懸命に為って巣から外へと
枝から枝へと飛び回りながら
巣立ちに向けて精一杯羽ばたこうとしている
来る日も来る日も翼を力一杯羽ばたかせて
軈て巣立ちの時がやって来た
早秋の爽やかな陽射しの下
鳥は其の翼を力強く羽ばたかせ
脚で枝を蹴り見事に羽ばたいて見せた
何処までも続く果てしの無い青空へと
|
|
|
本作品の著作権は作詞者に帰属します。
|
|
|
|