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火の鳥
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作詞 あかさてな |
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遥か古(いにしえ)より彼(か)の地に
語り継がれし一羽の鳥居たり
其の鳥 火の中より出でて
永き歳月を生き足る
其の姿 誠に神々しく輝き
其の鳴き声 何れ(いずれ)の器楽よりも美しく
其の羽の一枚 黄金より価値高く
其の血の一滴 不老不死をば齎さん
其の鳥 永き時を生き老いたわむれば
香を集め火葬台を造り上げしむり
自ら其の火の中に飛び込まん
燃え盛る火の中にて
俗世の穢れを払い灰と為らん
そして其の灰より火 生ずれば
其の火の中より再び産まれ出でん
そしてまた永き歳月を生き続けんとする
誠に死と再生の象徴に相応しき霊鳥よ
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