ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票
 コメントを書く

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

Τερψιχορη〜舞姫〜
作詞 あかさてな
今宵、神々を奉る祭儀が執り行われる
神官が神殿の中に入り祭壇に供物を捧げ
神々を讃える祷りを詠唱し
星読み達が予め見定めた刻に
謡い手達が奏者達の奏でる音曲に合わせて            神々への賛歌を謡い始める
そして現れたるは選ばれし乙女巫女(おとめ)
聖なる衣を身に纏い
宝石をあしらった装飾品を身に付け
器楽詠唱のリズムに合わせて舞い始める
まだあどけなさの残るも美しき顏(かんばせ)をした舞姫     憂いを宿した瞳を潤ませながら
すらりとした細く華奢な肢体を
時に力強く時に繊細に舞い踊る
飛び散る汗が篝火に照らされ
しなやかな肢体を流れ落ちる汗が輝き
其の美しき妖艶さを際立たせる
正しく舞の女神(テルプシコレー)の化身の如く
器楽詠唱が最高潮に達し舞姫の舞もいよいよ大詰め
鮮やかに美しく華麗に舞を舞う
やがて器楽詠唱が静かに終わり舞も静かに締め括る
此れにて舞姫の晴れやかな舞台は幕を閉じる
一世一代の大事を成し遂げた乙女巫女(おとめ)はそそくさと場を後にする
その後、祭儀は無事滞りなく終わりを迎える

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル Τερψιχορη〜舞姫〜
公開日 2019/07/30
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 此の詩は、祭儀には付き物の舞をモチーフに、ギリシャ神話に登場する舞の女神テルプシコレーを引き合いにして、書き綴った作品です。
あかさてなさんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ