|
|
|
Queen Of Love
|
作詞 あかさてな |
|
駱駝の背に揺られながら
砂漠を旅する隊商(キャラバン)
向かう先は緑溢れるオアシスの街
其の街を支配するのは
砂漠の魔女と噂される
美貌と才知溢れる一人の女王
数々の苦難を乗り越えた隊商(キャラバン)は
女王に温かく迎え入れられ
豪勢な持て成しを
うける
女王の舘は大理石で出来ており
其の玉座は数多(あまた)の宝石で飾られた雪花石膏(アラバスター)
其の館の中庭には珍しい木々が生い茂り
壁には色取り取りの壁掛け(タペストリー)
床には此れ又色鮮やかな絨毯(カーペット)
女王は隊商(キャラバン)の若き長を自らの部屋に招き入れ
持てる限りの手管で愉悦を与える
百万の薔薇の褥(しとね)の中、千夜一夜の夢に溺れた若き長は
女王に見送られて再び隊商(キャラバン)を率いて
次なる街を目指して旅に出る
永くも儚い快楽の思い出に浸りながら
こうして又、愛の女王の伝説が一つ生まれる
|
|
|