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お化け達の舞踏会
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作詞 あかさてな |
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小高い丘の上に建つ
人気の無いオンボロ屋敷
夜の静寂を切り裂く様に
鳴り響く大きな古時計
今夜は一年に一度
此の人気の無い屋敷で
繰り広げられる
お化け達の舞踏会
皆が思い思いの衣装に身を包んで
晴れの舞台をてんやわんやの馬鹿騒ぎ
まだまだ皆物足りなくて
派手に躍り回る
満月が天空に射し掛かり
此の馬鹿騒ぎを冷ややかに見詰める
今はまだ夜も更けたばかり
此のパーティーはまだ終わらない
夜明け迄はまだまだと
浮かれ騒ぐお化け達
満月も空を過り
星々も空を廻る
東の空が白み始め
雄鶏のつんざく鳴き声が
朝の訪れを告げようとしている
馬鹿騒ぎに現を抜かしていた
お化け達は吃驚(びっくり)仰天!
慌てふためき自分達の塒(ねぐら)へ一直線
こうしてオンボロ屋敷は
再び平穏を取り戻しましたとさ
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