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僕の名前を
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作詞 Messenger |
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どっかで いつか来る悲劇が
僕の隣で起こるなんて想像もできなかったんだ
倒れた君を 何もできないまま
枯れさせた僕は君の名前を呼んでいた
僕の名前を呼ぶ君の声が
君と僕とを鬻ぐ壁に吸い込まれた
僕に届いたのは最後を振りしぼった
精一杯の「ありがとう」だった
棘があった僕の言葉
それでも君はやさしく包んでくれた
突然の告白に 振り返った僕は極悪人
君のことを考えず 何も知らずに笑ってた
この世界に君がいなくなった後
僕は首に手をかけた
僕の名前を呼ぶ君の声が
咽び泣いた僕の声に吸い込まれた
君と僕の合わさった声が
世界中の人に届いたらいいな
会いたいけど会えない
叫びたいけど叫べない
今すぐ君を呼んで抱きしめたい
たとえ殺してもいいから
僕にとっての「大切なもの」を抉りとってくれないか
僕の名前を呼ぶ声が
君と僕とを鬻ぐ壁に吸い込まれた
こんなことが何度も繰り返されるなら
哀しみの世界には変わりないだろう
僕の名前を呼ぶ声が
君と僕を鬻ぐ壁を壊して響いた
僕の声が聞こえるなら 伝わるなら
たとえ心が僕の中にあっても
僕を殺してくれないか
ねぇ 殺してくれないか
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