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心酔者
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作詞 天野つばめ |
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君の才に恋をした 天(そら)のような才だった
熱血でも 冷血でも 君の温度が好きだった
君に触れた心酔者 つないだ手を離さない
山をこえて 星をこえて 高いところへ連れて行ってよ
中枢神経 支配され 心をまるごと 奪われた
残りの人生 あずけるよ 一蓮托生 心酔者
“虎の威を借るコピーキャット”と さげすまれてもかまわない
それでも僕を選んでくれた 君は高嶺の青いバラ
君の才に恋をした 鬼のような才だった
君の隣 特等席 見える景色が好きだった
魅了された心酔者 まばたきする暇もない
怖いほどに 痛いほどに 眩しいほどに本物の才
どうしてあの子を選ぶんだ 僕には君しかいないのに
相棒気取りのコバンザメ 才能ないなら死ぬ運命(さだめ)
僕の心は君が殺した 僕の願いを否定した
賞味期限の切れてしまった 約束にもう価値はない
君の才に恋をした 夏のような才だった
才の海に 甘い夢に 溺れる僕が好きだった
裏切られた心酔者 二度と海に戻れない
道しるべを 失ったら どこを目指して歩けばいいの?
君の才を愛してた 華のような才だった
盲目的 狂信的 君に酔うのは楽だった
目を醒ました心酔者 フツウなりに生きていく
独りきりで 咲かせた花 とても小さなムラサキの花
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