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逢花火
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作詞 よーわ |
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君と見たあの日の火花
夏に雪が降ったかのように驚く君が
ただ君と燃えるのを見ただけなのに
夜が寂しく感じているんだ
燃え散ったゴミと
僕は同義でいつも沈んでいる
海の底から見た景色に
君の笑顔がぼんやり見えていた
静寂な波に身を任せて
君のもとへ流れつけるかな
荒波にもまれて全て変わっても
君は僕を覚えていてくれるのかな
熱くなる頬
君は冷えた手で触ってみた
その感覚 雰囲気 状況 全て覚えてるんだよ
肩に乗っかる君 まるで従順な小人
ずっとついてきてくれるかと思ってた
ただそれは勝手な妄想
それで終わったもうどうしよう
バックアップが何重にもされて残ってる
デリート出来たらなって思うけど
完全に消えることなんかないんだ
むしろアップデートされて
脳に縛り付けられ
逆にアップロードされることなく
胸が苦しいくらいに
締め付けられて
オーバーヒートさ
君が想っていた事
僕が想っていた事
君が想っていた時
僕が想っていた時
君はどこで何をしていて
僕はずっと考えて
お互いそう思ってたのかな
いやそんなことはないさ
例えそう思っても
上回るのは僕のほうさ
君と眺めたもの
水辺に浮かぶ二人
君は泣きながら僕に言って近寄った
「わからない」
その一言が強く残るの
打ち上げられた花火
ただの爆薬なのに
水辺の景色はそれすら打ち消すのさ
静寂な波のもと 静寂な公園の中
君と僕の二人で
ざわめく二人の心情が
暴れ始めて隠れ始めて
君を想っていたんだ
先に見えたのは
君の涙かな
僕の顔に垂れてきて
にかって笑った
大好きが止まらないんだよ
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