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紅葉のクレシェンド
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作詞 SSSSBROTHER |
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人が夏の暑さを忘れるころ
都会を離れ独り山路を行く
分け入るほどになお山は深く
遠くに鹿の鳴く声がする
足元の紅葉を踏み分けて進めば
木々の枝葉は赤みを増しゆく
しばし足を止め空を見上げれば
はるか高く雁の群れが飛んでいる
かすかに響く水音の調べは
山あいを流れる小川のせせらぎ
水面を赤く染めるしがらみは
秋風に吹き寄せられた紅葉
紅葉の季節は疾く過ぎていき
山里は間もなく冬が来る
風よ心あらば吹き止んでおくれ
乙女の紅衣しばし留めて
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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