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蝉の歌
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作詞 SSSSBROTHER |
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まだまだ暑い夏のある日
ひときわ大声で鳴く一匹の蝉が
アスファルトの上に落ちた
それは蝉の一生の終わり
いくら羽と肢をばたつかせても
二度と空を飛ぶことはない
幾つもの車輪に轢かれて
小さな蝉の身体は粉々になり
跡形もなく消えていった
奇跡は起きない
明るい希望は見えない
仲間は助けてくれない
ああ 悲しい蝉よ
誰も君の歌を覚えていない
ああ 悲しい蝉よ
君は何のために歌ったのか
いつのまにか夏が過ぎて
蝉の歌はもう聞こえない
ああ 悲しい蝉よ
君の歌は嫌いじゃなかったよ
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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