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選択詩
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作詞 水野貴央 |
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吐き出す事は簡単なんだ
もう何十年も使ってるから
なのにどうしてだ使えば使うほど
難しくなってゆく・・
あなたに飛んでくその速度と
あなたに溶けてくその温度を
完璧なバランスでって思ってるから
少し時間がかかるんだ
それが優しさだと僕は思う
ありのままが大事だとみんなは言う
でもそれはまた別のお話でしょ?
僕はひとつひとつを大事にしたいよ
#
君にぶつからない様に
君を泣かせない様に
そんな言葉を作り上げてあげる
そんな僕を君は
嘘吐きだなんて言って泣くんだ
違うんだそうじゃないんだ
そんなつもりじゃないんだ僕は!
毎日増えていく引き出しの中身は
目にしたくないものばかり
もう見たくは無いと目を覆ってみるけど
余計に鮮明になる
僕への優しさはどこにあるの
なんで尖ったまま僕に投げるの?
そんな大きさじゃ飲み込めないでしょ
僕も君にそうしてやろうか?ねぇ?
#
君にぶつからない様に
君を泣かせない様に
やってもやっても返ってこない
そんな僕に君は
無理しなくていいだなんて言う
でもそんな事したら僕のことを
嫌いになってしまわないのかい?
孤独の海を泳ぎまわって
息継ぎする意味がわからなくなった
泳ぐ意味なんてハナからなかった
それに気づきたい気づき方をちゃんと知りたい
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