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抱きしめていたい
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作詞 笹原 真佐喜 |
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1. 胸の痛覚が鳴る
こんな気持ちはいつ以来?
子供の頃憧れていた
大人としての人生
大人になった今は
子供に戻りたくて
メビウスなのか
何なのか
めくるめく毎日に
埋もれていく記憶たち
追憶の彼方に
待っている希求(ねがい)がある
時計を失くした今は
もはや意味をなしていない
齧った檸檬は苦く甘く
見上げた三日月蒼く明るく
探している何かは
もともとなかったのかもしれない
2. 心地よく傷付く
「いつものこと」で片付ける
今の今懐かしむ
来るはずだった未来を
大人になった今は
戻る場所なんてない
タイムマシンは
あるものか
直線の人生は
色の無いスパイラル
煩悶の果てに
恋い焦がれた帰結(こたえ)がある
羅針盤を捨てて、さあ
やっと辿り着けるはずだ
啜った柘榴は罪の味して
見上げた星空虚しく輝く
愛していたあなたは
消えていなくなったりしない
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