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死神
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作詞 Takct |
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僕らに終わりを告げるのは
誰なのだろうか
いつの間にか桜は散って
また雪が降る
そんなことの繰り返しだけで
世の中できている
二乗の速さで進んでいく
そう言われている人生が
終わってしまうものであることを
諦めきれずに
始まりがあるなら終わりがあると
信じたくないんだ
それならいっそ始まらなければ
よかっただろうか
損な思考の繰り返しで
僕は生きている
留まる余地なく進んでいく
死が迫ってくる音がする
僕にだけしか聞こえないだろう
その音色は
恐ろしいんだ
季節が巡る事さえ
消してしまいたいんだ
この心の痛みさえ
今この瞬間(とき)だって
死神は迎えに来る
二乗の速さで進んでいく
損な僕の人生は
僕だけにしかわからないような
音で出来ている
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