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時間機械(タイムマシン)
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作詞 織 |
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時間機械(タイムマシン)はどこにあるの…?
それはボクらのココロの中に…
ある日ゴミ箱から現れた
オンボロ時間機械(タイムマシン)
乗っていたのは
“ミライジン”と名乗る
白頭巾のヒト
白頭巾は言った
“キミの夢は何?”
ボクは答えられなかった
子供の頃は
小さな体いっぱいの
夢があった
でも大人になると
器ばかり大きくなって
中身は空っぽ
白頭巾言った
“キミは本当の『過去』を知らない”
何かの合図のように
差し出された白い手を
何も言わずボクは掴み、
時間機械(タイムマシン)に乗り込んだ
時間機械(タイムマシン)に乗ってボクは
ボクを見つけに行く
今が未来を壊さないために
お医者さん、お花屋さん、野球選手…
過去の夢倉庫にあったもの全てが輝いていた
いろんな色の服を着た
ボクがいた
でも、みんな同じことを
繰り返してるだけ
先には進まない
なんだか違和感
時間機械(タイムマシン)は教えてくれた
ボクに足りないもの
それは“努力”という名のボクを動かす
一つのエネルギー
ボクは言った
“ミライがみたい”
白頭巾は悲しそうに答えた
“時間機械(タイムマシン)は未来には行けない”
今のボクには
“今のボクの未来”しかみれない
今のボクの未来には
色がない
“だからボクが来たんだ”真っ白な未来に
色をつけるために…
時間機械(タイムマシン)は連れてきた
悲しい笑顔の白頭巾を
真っ白なミライのボクを…
時間機械(タイムマシン)は教えてくれた
ボクが変えられるのは
“今のボク”と
“ミライのボク”だってことを…
時間機械(タイムマシン)は帰っていく…
そしてさ迷う
白頭巾の色がいろんな色に染まるまで…
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