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雨上がりの空
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作詞 藤森 翔基 |
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伝えたいことが多すぎて
詰まってしまった 言葉
重要事項から順番に なんて
とてもできやしないよ
全部 大切なんだ
震える 拳
一気に吐き出してしまいたい
じれったいとか
そういう言葉が当てはまるんだろうな
こんな小さい出口じゃ
一つずつしか言葉は通り抜けらんないよ
伝える手段なんて 限られてるんだ
こんな小さな存在だもの
内側から広がって 外に
押し出そうとする
その力は 一人じゃ支えられないよ
ねぇ―――……
ボクハ ココニ イテ イイカイ?
雨上がりの空は 何で澄んでいるんだろう
刺すような 青
心のなかとは裏腹に
綺麗だなんて思ってしまった
また 溢れ出すんだ
僕の 内側から
一気に 流れ出ようとする
衝動だとか
止まることのないうねりが
小さな僕の中で
暴れ続けているんだよ
伝える手段なんて限られてるんだ
こんな儚い存在だもの
中心から広がって 外を
覆いつくそうとしている
その膜は 簡単に壊れてしまうんだよ
だから―――……
ボクヲ タスケテ クレルカイ?
所詮人は 孤独に耐えることなんてできないんだ
刺すような 真実
分かっていたのに
どうして 手を離してしまったんだろう
また 流れ出すんだ
僕の 内側から
真っ赤な 嘘の言葉
嘘とか ホントとか
真実とか 偽りとか
何が一番伝えやすいかな
自分に背く言葉の方が
この小さな出口からは 吐き出しやすいみたいだ
分かってる でも―――……
ボクガ ツタエタイノハ ヒトツダケ
このでかい塊を 君に差し出すことができたなら
この 雨上がりの空は
ボクヲ ミトメテ クレルダロウ
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