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いい子について
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作詞 安双 |
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期待にそえなくてごめんなさい
いい子でいようと努力はしたのに
家族のみんなが望むように
褒められるだけに心を傾けたの
苦くてしょっぱいだけの涙は
愛されたかったからだった
いい子だね いい子だね 本当にいい子ね
ねえ、いい子はどこにいるの?
教科書や辞書に載ってるなら直ぐに覚えたわ
私は五月が好きで青や緑色が好みよ
ママはオレンジやピンクが好きで
パパとママに内緒で解いたドレス
私には甘すぎて頭が痛かった
いい子だね いい子だね 本当にいい子ね
ねえ、抱きしめてもらうには?
ウェアで着飾れた子犬のような
いい子は愛される子じゃないわ
いい子は都合のいい子のことよ
パパとママは悪くないわ
きっと 私がNOと言わなかったせい
いい子 いい子 大人しくていい子
いい子 いい子 煩わせないでいい子
いい子 いい子 愛らしいいい子
気が付かずにすんだのなら いい子でいたほうが楽よ
でもね、パパ、ママ、私わかったの
素顔の自分を知ってもらえないって
心のうちあけも出来ないなんて
いくらでもあるって事
パパとママが隠そうとする小さな小火も
私はそれも愛してるって伝えればよかったの
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