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廻ッテル刻二ケフハ修羅ノ軌
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作詞 藍蝶。 |
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だれでもいーんだよ
アイさせて暮れるなら
クロシロクロシロクロ
同じ単語ばっか綴ってる
永久不変の日常に、
微かな不安を見出しては
諸行無常のリズムを訊いている
祇園精舎の鐘の声は、
諸行無常の響きに満ちて。
沙羅双樹の花の色は、
盛者必衰の理をあらわして。
おごれる人も久しがらずに、
唯 唯 春の夜の夢みたいに。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に 偏に 風の前の塵に同じ。
そう唱えたのは誰だっけ?
ねぇ、教えてよ。
だって だって
さぁ
だれでもいーんだよ
アイさせて呉れるなら
だれでもいーんだよ
キラって昏れるなら
ねぇ
天変地異みたいな非日常は
突然できたものではなく。
人々が地道に 無意識に
築いてきた
残酷な日常。
キラわれてまでも
君のそばに居るって誓ったのに
ねぇーねぇー。
お願いだからさ、死んでくれる?
紅い赤い闇の色
青い蒼い光の色
混ぜ合わせちゃって
明るく暗い漆黒は誰の目にも似合わない
みんな みんな笑ってよ
みんな みんな嗤ってよ
愚かな私をさ、ねぇ。
ああ
回って 廻って
目がまわっちゃってる
ときに修羅の道を歩む人々は
けふの闇に気づかずに
今日もけんもほろろする
だからさぁ
だれでもいーんだよ
アイさないでくれるなら
だれでもいーんだよ
アイしてくれるなら
だれでもいーんだよ
だれでもいいのかな?
ねぇ
答えてよ
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