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コルクのわけ
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作詞 ゆめじ 黄 |
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長い旅路を終えた気分のように
愛しい君のその胸に顔うずめたい
優しい、その手で心の棘を抜いてくれ
真っ白なシーツに包まれる夢見
それは雲のなか、ふたりだけの世界
明けぬ夜ならどんなにいいんだろうと
たまの、男の子供じみた妄想だから
聞き流してはくれないだろうか、ねぇ君
ワインのコルクを捨てないでいるね
そうさ、分かっている
何も云わなくていい
何も云わなくていい
背広の下に重き鎧をまとえば
云うに云われぬ宿命という名のラベル
夜の帳に鉛の脚が歌うたう
路地裏あたりに今宵の約束
馴染んだ明かり、ふたりだけの世界
窓に滲んだ苦い想い出でさえも
今に思えば男と女の歴史
言葉にすれば簡単だろうか、ねぇ君
ワインのコルクを捨てないでいるね
そうさ、分かっている
何も云わなくていい
何も云わなくていい
今夜も飲もうか、バルで踊ろうか
ご機嫌な夜に
陽気に酔えばいいさ
陽気に酔えばいいさ
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