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ジェンガ
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作詞 0711 |
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うつむく僕の前 立ちはだかるレディ・トーク
うれしそうな会話のかけら
足元にいっぱい落ちてるよ
キラキラ光って眩しくてさあ
僕はひとつひとつ踏み潰して
全部呑み込んでしまいたかった
でもね
僕が踏む前にそのかけら ドス黒く固まったりしてね
何でそんなこと言うかなぁ…
「私を信じて」
なんて 歯の浮くような言葉
だってそういうことでしょ
君が言っているのは
初対面のあなた はじめましてビジネス・トーク
角っこに触れないよう
互いに型にはめていこう
ありきたりの常套句もね
ここではけっこう大事 僕は慎重派だから
だけど
まずはその引きつった口元 どうにかしなきゃならないね
何でそんなこと言うかなぁ…
「僕は関係ない」
なんて 突き放すような言葉
だってそういうことでしょ
僕が言っているのは
積んで重ねて 会話のジェンガ
高くて脆い虚栄の塔
いつも最後に崩すのは
僕の方か
何でそんなこと言うかなぁ…
だってそういうことでしょ
僕らが言っているのは
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