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花火一輪
作詞 brother sisters
夏暁(なつあけ)の川べりで あなたとの二人乗り
風編みながら交わした 背中越しの約束

増えていく人なみの流れをともに泳ぎきろうとした夏

あなたがわたしをさがして
喧噪のなか 伸ばした手が
ひらいたり とじたり まるで
ちいさな花火のように咲いていた 

祭囃子の音色遠く 朧のなかに溶けて
結ぶ手から生まれる 寂寞に身を委ねた

二人の呼吸なじむ空気が熱帯びる胸を冷ましてゆく

落ちるまえに 消えるまえに
ほとばしった恋の火種
朱く灯された心が
あなたの横顔を一層 染めていた

あなたがわたしをさがして
静寂のなか つかんだ手が
ひらいたり とじたり まるで
ちいさな花火のように咲いていた 

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 花火一輪
公開日 2019/07/29
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント 昔、住んでいた家はベランダから家の揺れを感じるほどの間近さで、河川の花火が見れました。部屋から眺めるばかりで、きっと外には手を繋ぎ、それらを眺める人がいるのでしょう。
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