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地獄/修羅道編
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作詞 みっちゃん |
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怒りは凶器なり 怒りは力なり
怒りは強さなり 怒りは全てなり
地踏み締(し)めるんば業焰(ごうえん)の如く地なりせり
怒号(どごう)叫びにて闇森(やもり)は怒りに烈火彩飾(れっかさいしょく)す
怒りと怒りがぶつかり合えば惨劇情景
怒りにて彩られた鮮血液の湖は正に桃源郷
幾夜幾夜終わりの無い修羅の兵達
戦を愛し終わりを知らぬ愚か者
神仏(かみほとけ)すら刃当たれば天晴れなり
盃映(さかずきうつ)すこの世の月亡くば探しにあの世で戦を望む
永久に月など在りはしない修羅を巡り廻る
不殺生(ふせっしょう)説く僧亡くば 人々は感情の濁流に呑まれ人間(ひと)が人間(ひと)を殺し合うだろう
怒りにて光失いし刃振るえば大地は燃える
嫉妬にて光失いし刃振るえば大地は腐り
哀しみにて光失いし刃振るえば大地は血海にて溺れ
悦楽にて光失いし刃振るえば腐浄(ふじょう)の果実が転がろう
幾毎幾毎見ること無い朝光(あさびかり)の天求む修羅の兵達
朝陽(あさひ)を掴むために二度と手には出来ぬ願い一つ哀しき者
神仏に刃振るえど消えぬ信仰
盃映すは闇夜なり 月求め戦を選びし愚か者
永久に戦終らぬ血闇(ちや)の中へと歩を進むべし
進む先は修羅の路(みち) 後進先は獣路(けものみち)
曲がり角は血夜 止まり角は打ち死
地獄修羅の七曲(ななまが)りと言うて転がる命呪(めいじゅ)の罠
戦から逃れぬようて地獄修羅は離さない
殺めた数だけ罪と罰が狀(かたち)造る終りなどない
阿修羅は逃がさない戦いは終りなど与えない
巡り続ける戦 修羅道なり
終わり
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